まるばつロジック テクニック

まるばつロジックは多くの人が昔体験した○✕ゲームをベースに、１人で遊べるように考案されたロジックパズルです。ルールはシンプル。1. タテヨコ同じ数の○と✕が入るように空いているマスに○と✕をインプットします。2. ○と✕は2つまで連続してインプットできますが3つ繋がってはいけません。3. 同じ○✕並びのパターンが他の列と重複することはありません。6x6の例題を見てみましょう。空いているマスに○と✕が同じ数になるように配置するにはどうしたらよいでしょうか。一緒に解いていきましょう。

ベーシック　テクニック

まるばつロジックの3つのルールに忠実に解いていきましょう。まず、○と✕が3つ連続になることを避けるための作業します。次にタテヨコ列の○✕の数をチェックし、更に○✕パターンが他の列と重複してないかをチェックします。

1. 3連続を避ける方法 1

✕✕、○○と2連続になっている箇所を探します。同じマークは3つ繋がりにはなっていけないというルールから、図のように2連続のマークの両端はもう一方のマークでブロックします。

2. 3連続を避ける方法 2

同様に、同じマークは3つ繋がりになってはいけないというルールから、図のように1つとばして同じマークがある場合、真ん中のマスにはもう一方のマークをインプットします。

3. 3連続を避ける方法 3

先のステップで問題が生じるケースを紹介します。例えばタテ1列目の上から6番目のマスに✕を入れるとします。タテヨコ列の○✕の数は同じ、というルールから、同じヨコ6行目の列では✕がこれで4つとなるので、空いている2つのマスには○が入らなければなりません。ところが、○が3連続となってしまいルールに違反してしまうことから、タテ1列目6番目のマスには○が入ると判断します。

4. 完成しそうなタテヨコ列に注目する

タテヨコ列の○✕の数は同じというルールから、図の8x8サイズの場合は○と✕がそれぞれ列に4つずつ入ることを頭に入れておきます。 下から2番目のヨコ列に注目してみます。この時点で✕が既に4つあるので、残りの1マスには○が決定です！

5. パターンの重複を避ける

図のハイライト部分を見てみましょう。タテ2列目は既に完成していて、タテ5列目はあと2マス、○と✕を1つずつ入れると完成の場面です。 ここで、同じパターンが他の列と重複することはありません、という3つ目のルールに従うと、解答は唯一右図のパターンになります。

アドバンステクニック

問題のレベルが高くなると、ベーシックテクニックだけでは十分ではなくなり、より洗練された上級の解法テクニックを理解することが必要です。アドバンスロジックでは先のステップで起こりえる矛盾を予測して解き進めます。アドバンステクニックをマスターし色々な状況に出会いチャレンジすることでまるばつロジックが更に楽しくなることは間違いありません！

1. アドバンステクニック 1

ハイライト部分のタテ列に注目します。仮に上から2番目のマスに○を入れるとします。このパズルは10x10なので、1列に○は全部で5つになるので、この後○を1つどこかに入れることになります。ところが、空いているマスのどこに○を入れても✕が3連続になってしまいルールに反してしまいます。よって、このマスは右図のように✕と判断します。

2. アドバンステクニック 2

図のハイライト部分を見てみましょう。タテ8列目は既に完成していて、タテ5列目はあと3マスで完成の場面です。ここで、仮に5列目の下から2番目のマスに○を入れるとします。10x10サイズのパズルなので、これで○が5つとなり、他のマスには✕が入ることになります。すると、○✕の並びが8列目と同じパターンになってしまい、3番目のルール：同じパターンが他の列と重複することはありません。に反してしまうことになります。よって、このマスには✕が入ると判断します。